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産休に入ります。

あ、私ではないです。

我が家は徹底したひとりっ子政策です。

好きなこと、望むことは全て叶えたい、でも、それが経済的に可能なのは1人だと現実的に判断してのことです。


4人しか入れない小さな会議室で、声が漏れないようにひそひそと、


妊娠したんですけど、会社辞めなきゃだめですか


違う部署のスタッフが目を真っ赤にしながら話します。

まだ言われても妊娠しているとはわからない時期です。

彼女は妊娠して嬉しいんだけど、これからが見えな過ぎてすごく不安なんだろうなと、自分の時を思い出しました。


辞めさせないよ、辞めさせないようにするよ


そう言いながら、直属の上司でもない私に何ができるのだろうかと、実はすごく悩んだのも事実です。

ただの中間管理職、何の権限もありません。


外出の多い今の部署から、産休明けは主に内勤の私の部署に来れば良い、そう思いついて、他の管理職に相談、ようやく取締役から転籍を承認してもらうことができました。


いや「働くお母さん」は会社のイメージアップにつながるからね。

私を含め、「働くお母さん」を個人的に好きとか、評価している、とかじゃなくて良いんです。

「働くお母さん管理職」は、会社にとって大切なPR材料、私を利用するなら、どうぞ利用して。

その代わり、こうやって私も必要な時はつけ込みます。

Win-Winですね、お互いに。

私は管理職だから直接取締役会にも提言できる。

生意気言うなー、女性管理職面倒だなー、って内心思ってることくらい、女性社員の情報網を使えばすぐにわかります。

でも、女性降格させた、なんて外に知られたくない、だから、私には何も言わない。

私の行動だって、それを理解してのこと。


転籍が叶えば、出産後も引き続き勤務可能と聞いています


が、本当は、


妊娠を理由に社員が辞めたなんて、外にばれたくないでしょう

会社にとって今はすごーく大切な時期だと聞いているし


なのはお互いわかってのことです。

私は彼女を転籍させたい、会社はイメージダウンにつながる事案を避けたい、利害一致。


結婚すれば、

「辞めるの?」

「子供できたら辞めるの?」

旦那さんは結婚後も仕事続けて良いって言ってるの?」


妊娠すれば、

「辞めるの?」

「旦那さんは子供が生まれても仕事続けて良いって言ってるの?」

「お子さんが小さいうちはそばにいたほうが…」


男性だけではないです、こんな事言うの。

女性も同じくらいの頻度で言って来ます。


扶養内で働きたいとか、旦那さんに養ってもらいたいとか、たかだか給料3ヶ月の指輪でごまかされて、今後旦那さんが病気になったり、大怪我したり、働けなくなる可能性は考えないんだろうか。

健やかな時も病める時も、って、別にそんな時でも変わらず愛してね、ってことじゃないはず。

「私に何かあっても、稼いで、住宅ローン払って、子供に教育受けさせてね」ってこと。


生涯年収が何億も変わって来るのに、給料3ヶ月の指輪なんて要らない。

結婚せずに仕事続けていれば、それ程度の指輪は自分で買えるから。


結婚を後悔した日はないし、子供がいる幸せは何にも代え難いと思います。

でも、その一方で、結婚により不幸になる人もたくさんいて、私もオットでなかったら、結婚という人生は歩まなかったとも思います。


結婚指輪をしている私に


僕は嫁がどれだけ働きたいと言っても働かせません。僕が2人分稼ぎます。


って言った取引先の男性。


妊娠中、電車通勤する私に


妊婦働かせるなんて、旦那どれだけ稼ぎ悪いんだよ。


って聞こえるように言った男性。


少なくともオットは彼らより稼いでいるし、私が働くのは経済的理由ではないんだけど。


産休取得の挨拶をするスタッフを見ながら、たくさんの忌々しい過去を思い出してしまった。 


私が結婚しても妊娠しても働き続けることができているのは、英語のおかげです。

子供がいても、年を取っても、英語があれば仕事に困ることは、英語がない人よりは、その可能性はぐんと低くなります。


今英語の勉強を始めようか迷っている人

今英語の勉強を続けようか迷っている人

他の全てをやめても、英語だけは勉強して。

英語は「生きる力」、だからやめないで。